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対局に関して
レーティング
2012/9 席主
チェス界の棋力判定方法であるレーティング方式を、将棋界に導入したもの。
- 各自、(自己申告にて)自分の棋力を表すレーティングを最初に設定する。
- 勝敗によって、自分と相手のレーティング点数が増減する。
- ある一定局数以上、対局すれば、レーティング点数は安定してくる。
- それが、現在の自分の実力を示した点数。これによって、自分の実力を動的に正確に判断できる。
段位とレーティングの換算
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各段級の境は、丁度上下段級の中間点。
例えば、初段は、1550~1699点まで。5級は、1050~1149点まで。
参考 最高R
レーティング計算方法
登録直後はRが不確実なため、登録直後から24局目までRが大きく増減する初期式を使用する。
初期式 新R=旧R+((相手R-旧R)±400)/(N+1)
通常式 新R=旧R+((相手R-旧R)±400)/25 (今までと同じ計算式)
ここで、Nは通算対局数。±は勝った場合+負けた場合-の意味。
(24局目で初期式と通常式の形は一致する)
初期式 | 通常式 | |
---|---|---|
適用範囲 | 最初の24局目まで | 25局目以降 |
R2800以上 | 通常式で計算 対局数は+1増える | 普通に計算 |
R200以下 | 通常式で計算 対局数は+1増える | 負けた場合 通常の半分減るだけ 0点より下がらない |
勝ってマイナス 負けてプラス のケース | +1 -1 を下限とす | 同左 |
勝って+31以上 負けて-31以上 のケース | そのまま 上限なし | +31 -31 を上限とす |
中断判定 | 通常式で計算 対局数は+1増える | 対局開始時の R点で計算 |
中断再開 | 再開時点の対局数で どちらの式を使うか決定 | 再開開始時の R点で計算 |
対局相手の R計算 | 普通に計算(注1) | 同左 |
少なくとも一方が 2600以上で 400を超えた差がある 相手との対局 | 指導対局扱いとなり 計算せず 対局数(勝敗分数)は+1 | 同左 |
- 注1)対局相手のR計算例
初期登録1局目R2000点 対 普通の人(通算25局以上対局済み)R2000
初期登録者が勝ったら初期登録者+200点、普通の人-16点
初期登録者が敗けたら初期登録者-200点、普通の人+16点
ということ - 注2)レーティング挑戦の制限
400点以上離れた下位者への挑戦はできません(ただし下位者が再開待、先約待の場合は可能)。逆の下位者からの挑戦は可能です。 - 注3)R4000以上の対局はR点&勝敗変動しない
R4000点以上は運営側で特別に作成したアカウントです。指導対局用や電脳さんなどがあります。R4000点以上同士の対局、R4000点以上と普通のアカウントの対局が対象です
※備考:自分が一手も指さずに投了した場合、レーティングや勝敗は変動しません。ただし、一手も指さずに投了を繰り返すことは相手に迷惑をかけますので、イエローカードの対象となります。
初期式R推移
同じRの相手に、連勝、連敗した時のR推移
通常式R増減早見表
R点差 | 上位者が |
下位者が |
---|---|---|
0~12 | ±16 | |
13~37 | ±15 | ±17 |
38~62 | ±14 | ±18 |
63~87 | ±13 | ±19 |
88~112 | ±12 | ±20 |
113~137 | ±11 | ±21 |
138~162 | ±10 | ±22 |
163~187 | ± 9 | ±23 |
188~212 | ± 8 | ±24 |
213~237 | ± 7 | ±25 |
238~262 | ± 6 | ±26 |
263~287 | ± 5 | ±27 |
288~312 | ± 4 | ±28 |
313~337 | ± 3 | ±29 |
338~362 | ± 2 | ±30 |
363~ | ± 1 | ±31 |