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対局に関して
中断局判定
2001/11/12 久米
2001/12/21 改訂
2010/10/29 改訂
2011/2/3 改定
2012/8 訂正(1分でなく10秒が正しい)
概要
下記の場合は、「再開努力者」と称され、中断局を無条件に判定することも可能です。(ただし、唯一の例外として千日手、持将棋の将棋は、「自分の勝ち」判定をしないでください。)
「再開待!」で5分間1分半待っても、対局が開始できなかった時。
「再開待」ではなく「再開待!」です。「再開待!」は相手が落ちた時、将棋盤の「閉じる」ボタンを押して、「再開待!する」を選択すれば、自動的に「再開待!」状態になります。
連続の意味は、相手落ち->再開待!->相手落ちのように、間にあなたの(自分の)別対局が入っていない場合です。また一旦あなたが退場してしまうと無効になります。観戦は間に入っていても関係ありません。
「再開待!」中に、相手側が新たな別対局を開始したことが、入場者更新ボタンを押すことによって判明したとき。あるいは、「再開待!」中に、相手に挑戦しても相手が応じなかったとき。
判定種類
判定の種類は次の2種類です。
- 自分の勝ち(千日手・持将棋中断の場合はこの判定をしないで下さい)
- 無勝負(その対局自体なかったことになりR点などの変化はしません)
判定の操作方法
将棋道場から判定する方法(Java道場オンリー)
- ログイン中に再開努力者になったら、道場の下段の「判定」ボタンが押せるようになります。
- そこを押してみてください。すぐわかります。
従来通り棋譜検索からの方法(Java道場オンリー)
- 棋譜検索で所望の中断局を選択し、ダブルクリックあるいはEnterキーを押す。
- 表示された将棋盤上にある「判定」ボタンを押す。
もし自分がその中断局の「再開努力者」になっていない場合は、このボタン押せないようになっています。 - 出てきたサブウィンドウ上で、「自分の勝ち」あるいは「無勝負」を選択してください。
再開努力者になれない場合
- 「再開待!」で待っていても、5分1分半待たずに対局室を移動してしまった場合。
- 「再開待!」で待っていても、5分1分半以内に来た当該相手からの挑戦を、拒否してしまった場合。
- 「再開待!」で待っていても、5分1分半以内に来た当該相手からの挑戦に対して、10秒間なにも応答しなかった場合。なお、5分1分半以内に当該相手から挑戦がきた場合、5分1分半のカウントダウンは止まります。
いずれの場合も、5分1分半カウントダウンはキャンセルされ、再開努力者になることはできません。この機能はこの制度が始まった2001年11月から実装されています。
再開努力者が取り消されるケース
- 再開努力者になった後、相手と対局を行い、自分の方が中断した場合、
- 再開努力者が取り消され、中断再開のしくみはここからまたスタートします。
- つまり、相手が1分半待つか、こちらが連続2度落ちすると、
今度は相手が再開努力者となります。
関連ページ:中断局判定について(さらに詳しく)
この制度の背景
第1期:なにもない時代
道場開設時には、判定機能はなく、中断は中断のまま指し掛け局として残り、次に相手の方と出会ったときに、自動的にはじまりました。
故意の中断は、そのたびに苦情メールを頂いて対処してきました。これで当初問題はなかったです。
第2期:伝家の宝刀時代
その後、会員数増加とともに、苦情メール多くなり、対応(注意およびアクセス禁止措置)が後手後手にまわってきました。多くの方にご迷惑おかけしていました。
伝家の宝刀制度を導入しました。故意中断らしき場合は、皆さんに勝ち判定していただきました。故意中断減りました。
第3期:5分戻らなかったら無条件判定の時代
伝家の宝刀は、故意中断かどうか、各会員の皆さんが判断し使用していましたが、判断が困難なケースが多々ありました。また宝刀抜くことに条件を付けていますので、宝刀を抜かずに泣き寝入りする方がでてきました。
やがて、判断困難泣き寝入りという点を悪用する方があらわれました。故意中断が再び多くなり、これまた対応が後手後手になりました。
ついに伝家の宝刀制度をあきらめ、5分待ってももどらなかった中断は無条件判定制度に切り替えました。(T_T)
現在の技術では、自動的に事故か故意の中断かを見分けることが不可能です。そのため、無条件に判定可能にしています。
- たとえ一手詰めでも、プロでも見逃すことがあります。時間稼ぎの中断か、事故での中断か、判断できません。
- 数手指しただけでの中断も、なにもチャットしないまま中断した場合、急用での自分勝手の中断か、事故での接続切れか、判断できません。
- 1・2手での中断も、先手・後手になりたいわがままか、54歩がいやだというわがままか、事故での接続切れか、判断できません。
(なお余談ですが、相手の了解が得られない急用での中断は、投了すべきと思います。)
この制度をどのように利用されるかは、すべて会員の方々にゆだねます。私は寄稿「私ならこうする中断局判定」に述べたように、判定機能はよほどのことでないと使いませんが・・・