操作方法(HTML5道場)

HTML5道場 感想戦機能

2022年2月14日

感想戦機能はHTML5道場のみの機能です。
Java版道場、スマホタブレットアプリでは使用できません(感想戦での駒の移動も見えません)。

感想戦とは

感想戦とは、対局後、なにが敗因なのか、この手はどうだったかなどを反省する場です。
対局者や観戦者と話しながらの感想戦もありますし、ひとりでの感想戦もあります。

概要

  1. 対局終了後、自動的に感想戦(共有盤)に移行します。
  2. 対局者は、自分の駒と相手の駒を動かせます。
  3. 動かした局面は、相手および観戦者に伝わります(共有盤のみ)。
  4. 局面移動は、棋譜を選択するか、戻る進むボタンで移動できます。
  5. 変化手順は、棋譜に▶マークで示され、右ボタンクリックで選択できます。

詳細

共有盤と自分盤

共有盤と自分盤は、上のメニューにあるトグルスイッチで切り替えられます。
感想戦中の共有盤の時は、ピンク色のヘッダーになります。

  説明 局面の変更 局面の伝達 備考
共有盤 皆で検討する盤。
通常の感想戦用。
対局者のみ変更可。
先後の両方の駒を
動かせる。
〇 全員に伝わる 退席したら
当たり前だが
共有されない
自分盤 自分だけで検討する盤。
ひとり感想戦用。
全員(対局者&観戦者)
変更可。
先後の両方の駒を
動かせる。
× 自分にしか
見えない
 

駒の選択

  1. 共有盤で、駒を動かすとき、マウスで選択した所も全員に伝達されます。
  2. 先手が選択した駒は、黒色で。後手が選択した駒は、白色で、伝達されます。
  3. 黒が選択していた時、白が選択すると、黒の選択は解除されます。

局面変更

局面を動かすには、駒を移動する方法と、棋譜選択や「戻る< 」「進む>」「本譜に戻る」ボタンなどで局面を変更する方法があります。「本譜に戻る」ボタンを押すと、変化手順直前の本譜に戻ります。

各局面変更手段の伝達時間

  局面が全員に伝わる時間
駒を移動する 即座に伝達
棋譜選択や「戻る< 」「進む>」ボタン
「本譜に戻る」ボタン
2~3秒のタイムラグ後に伝達
  1. 棋譜選択や「戻る< 」「進む>」「本譜に戻る」ボタンで局面を変更した場合は、2~3秒のタイムラグを設定しています。また、2~3秒以内に、再度局面を変更した場合、変更した時点から2~3秒後に伝達されます。
  2. 連打したとき、全て伝達させると、きぜわしないからです。
  3. つまり連打した場合、途中の局面は伝達されず、最後の局面のみ伝達されます。

分岐ウィンドウ

  1. 変化手順の分岐は、棋譜に▶マークで表示されます。
  2. ▶マークを右クリックすると、分岐ウィンドウが開き分岐を選択できます。
  3. 分岐は本譜からの分岐のみとします。変化手順からの再度の分岐はできません。
  4. 分岐はいくつでも作れます。同じ指し手の分岐も可能です。
  5. 感想戦途中から観戦した場合、昔の変化手順は取得できません。棋譜には「???」と表示されます。

棋譜コピー

  1. 変化手順はサーバに保存されませんので、変化手順を保存する場合は、感想戦後に棋譜コピーしてください。
  2. 棋譜コピーボタンでクリップボードに、変化手順も一緒に棋譜コピーできます。
  3. 柿木棋譜ソフトやShogiGUIソフトなどで再現できます。
  4. 共有盤の棋譜と自分盤の棋譜は、変化手順に差異がありますので、コピーする時にはご留意ください。

脚注

中断中も感想戦状態になりますが、すみやかに再開されるようお願いいたします。


 

大盤解説的な使い方

  1. 初手なにも指さない状態でどちらかが投了あるいは中断する。
    (初手投了・中断は棋譜に残らないので以降の指し手も棋譜に残らない)
  2. ▲7六歩△8四歩など指したい指し手を指す。
  3. 指す人は、先手、後手どちら側でも可。
    どちらか一方が先手後手の両方の指し手を指すのがやりやすい。

  4. ちなみにどちらか一方(例先手側)だけ残って、もう一方(例後手側)は盤を閉じてしまってもOK。
  5. どんどん指し手を進め、途中戻りたい時は、盤下の「< 」や「>」で戻ったり進めたりする。 棋譜から戻りたい指し手をクリックしても戻れる。
  6. 戻った局面から、指したい指し手を指し、解説してゆく。
  7. こうすることで、大盤解説的なことが可能となる。 大盤解説を聞きたい人は、普通に観戦するだけでよい。

指定局面的な使い方

  1. 大盤解説的な使い方では、初手投了中断したが、ここでは指定局面で中断する。(指した側が中断するのがよい。再開局面が1手戻った局面にならないようにするため。)
  2. 中断再開を行う。(挑戦時の持ち時間条件はなんでもいい。中断局面が優先されるため。)
  3. 中断局面までは、棋譜として保存されているので、指定局面が表示されそこから再開できる。
  4. あとでこの指定局面を再度使いたい場合は、すぐに中断する。(最後に指した側が中断するのがよい。再開局面が1手戻った局面にならないようにするため。)
  5. これ以降は、大盤解説的な使い方と同じである。初期局面が指定局面になっただけの違いである。